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10 また会おう

自己を見直し向き合うために作成した文章です。
ArtofLife講座のサポートにどうぞお使いください。

この物語はフィクションであり、R氏の創作になります。
物語に関する質問や解答は受け付けておりませんので、ご了承ください。





老人とはじめて出会った場所が見えてきた。
僕はお別れが近づいてきていることに、一瞬怯えた。

この老人と別れるのが、嫌だった・・・・・。

老人はそんな僕の心境を察したように、繋いでいた手をさすってくれた。
僕ははっとして、思わず老人を見上げた。

老人「恐がらなくていい・・・。別れがあるということは、出会いがあるということ。」

子供「・・・また、出会える?」

老人「たくさんの楽しいことに、焦点を当て、感じてみる。そうすれば、また出会える。」

また出会える。そう言ってくれた、でも僕は心が落ち着かなかった。
僕の求めている言葉と、違う気がした。
僕は焦って、何かを言おうとした・・・けれど、声にならなかった。

老人「私はいつも君の傍にいるんだよ。この地球上で繋がっているからね。」

優しい瞳で僕を見る老人、僕はその瞳を見つめながら黙っていた。
老人は僕の必死さが伝わっているのだろう、落ち着くまで話しかけてくれた。

老人「いいかい、君は孤独なんかではないんだよ。孤独は自分から拒絶した時に生まれるもの。
受け入れ、そして許容していく・・・・。つまり自然と受け入れていく。
それが難しい時もあるだろう、そんなときはまわりを見てご覧。
この地球に花があるように、たくさんの生物や人が居る。君は独りではない。」

子供「・・・・うん。」

老人「ご家族が待っている。君にとって大事な方達だろう、その元に帰っておいで」

老人の言葉、僕には独特な言い回しのように聞こえる。
でもそれが、今は心地よく僕を落ち着かせていった。
老人が「今」、ここに居ると、僕に実感させてくれるように聞こえたからだ。
僕は自然と笑みを浮かべていたのだろう、老人が安心したように微笑んだ。

僕はじっと老人を見つめた、忘れないように、心に刻むように。

老人はやんわりと手を離すと、僕の背中を優しく押すかのように手を添えて、行くように先を促した。
僕はその温もりと促しを、自然と受け入れたように足が前に進んでいた。

進む先には僕の家。

僕は歩き出した足を止めずに、後ろだけを振り返って見た。

すると、先程までいた老人の姿は一瞬でどこかに居なくなってしまっていた。

子供「・・・・・おじいさん?」

僕は足を止めて、あたりを見回してみた。
やはり、姿はどこにもいない。
僕は不安になってもう一度、おじいさんを呼んでみた。

すると、ふわっと温かな風が一瞬僕を包みこんだ。

子供「・・・・っ!!」

僕はびっくりして、息を呑んだ。
でもおじいさんが僕に応えてくれたように思えた。
確証は無い・・・けれど、僕にとってはそう思えた。

また出会える、おじいさんがそう言ってくれた。
それはきっと僕の意味とは違うかもしれない。
それでも楽しく過ごしていれば・・・・いつか、きっと。

そう願わずにいられなかった。
僕がこのままここに居たら、おじいさんがきっと心配する。

今、目の前にいないけれど、そう思ったから、僕は家へと続く道を再び歩き出した。


子供「ただいま。」
僕は家に着くと、いつもの言葉を言って、自分が帰ってきたことを実感した。
また会えると信じて・・・・。


END





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