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4 両方の思い

自己を見直し向き合うために作成した文章です。
ArtofLife講座のサポートにどうぞお使いください。

この物語はフィクションであり、R氏の創作になります。
物語に関する質問や解答は受け付けておりませんので、ご了承ください。




どれだけ僕は空を見上げていただろうか。
時が普段よりもゆっくり進んでいるような、穏やかな時を過ごしていた。
老人とただ二人でベンチに座っている。まわりから見たら、仲の良い家族とでも思われただろうか?
そんな事を思いながら、僕は隣の老人に顔を向けて見た。

老人はこちらを見て穏やかな表情を浮かべている。

老人「人はいろいろな想いを抱えて生きている。
やり直したいと言ったのは・・・、後悔や罪悪感に苛まれたとき、人はやり直したいと感じるかもしれない。
先の見えない未来に怯えて、進むのを拒むかもしれない。いろいろな要素と見解があるものだ。」

子供「後悔や罪悪感・・・?」
僕は少し考えてみた。するとふと昨日のママとのやり取りを思い出した。
僕が宿題をしないでゲームばかりしていて、いつも怒らせていること。
手伝いをしないで遊びばかりで、少しでも返りが遅いと心配すること。

家にいる家族の事を思い出すと、少し恋しくなったような気がした。

少し俯いて僕は家族の事を思っていたら、、老人はこちらの様子を伺いながら聞いてきた。

老人「何を考えているんだい?」

子供「ママ・・・じゃなくて、母さんのこと!
いつも怒ってばかりなんだ。昨日だって宿題しないでゲームしてたら怒られた、もう少し遊んでいたかったのに・・・」
ママと人前でいうとなんだか気恥ずかしい、慌てて僕は言いなおした。
言い直したのを誤魔化すように、早口に僕は昨日の出来事を老人に伝えてしまった。
そこで僕は内心しまったと思った。
だってきっと老人も、ママが正しいねと言うに決まっている・・・そう思ったから。

僕はまた非難されるだろう気まずさに、老人の顔を見れず顔を俯かせていた。

老人「君は、君が好きかい?」

子供「・・・・・・え?」

またしても思ってもみない解答で、僕はとっさに顔を上げた。
きっと目を見開いて、目を丸くしていたに違いない。
それほどびっくりした。どうもこの老人は、僕の予想ばかりを裏切るようだ。

老人「お母さんも好きかい?」

続けて質問が来た。だから僕はぎこちなく頷いて見せた。

子供「・・・・う・・・・ん。好き・・・だと思う」
どうにも素直になれず、かなり無理に返事をしてみた。
頷くのだって、きっとロボットのようにギギギ・・・っと無理に動かすような擬音が聞こえてきそうな程、不自然な動きをしたと思う。老人はそれに笑うこともなく、じっと僕を見つめていた。

老人「人は自分の思いと違うことをしてしまうんだ。人に好かれたがゆえに。」

子供「自分の思いと違うこと・・・?」
そう言われて、僕は遊びたかったのに宿題をしてしまった自分を思い出した。
でも、本当は宿題をしなさいと言うママの言葉が正しいとわかっていたし、
僕は僕のために言ってくれているのも、・・・わかっていた。

老人「君は人の言葉を優先したね。それで良いとは言わないし、悪いとも言っていない。
・・・・・・ただ、自分の思いを大事にして欲しい。」

僕も老人をじっと見つめた。とつも深い言葉と思いやりが詰まった言葉を言われた気がした。
だって凄く胸に響いたんだ。

自分の思いを大事にして。なんだか、僕の胸を温かくするものがあった。

子供「じゃあ、どうすれば良かったの?両方の思いは成り立つの?」

僕は老人に問いかけるしかなかった、だって他にどうすれば良かったのか、わからなかったから。



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