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過去世エピソード:7

過去世にまつわるストーリー

内観のサポートなどにお使いください。
読みやすくするために創作を加えています。
フィクションですのでご了承ください。  




「人前で泣くことができない」

たぶん西暦900年ぐらいのお話。
湖の見える大きなお屋敷に、
美しい女性がいました。
線が細く、何処か儚げな女性は、
化粧台の前でとても美しく着飾っています。
とてもきらびやかで、美しい服を着て
お化粧をしていますが
女性はどこかさみしそうな表情をしています。

少女の夫は軍人で、戦争にいってしまうのです。
その夫を送り出す日が、今日なのでした。
そのため、朝一番に飛び切り飾り立てて、
夫を笑顔で送り出さなくてはいけないのですが、
彼女の心の中は悲しくて寂しくて、涙が出ないようにするだけで精いっぱいでした。

しかし、彼女の夫はいつも
「あなたの笑顔が大好きだ。
いつでもあなたに笑っていてほしいんだ。」
といっていました。
夫の大好きな笑顔で、夫のことを見送ろうと心に決めて
彼女は立ち上がったのでした。

 ・ ・ ・ ・

夫が帰ってくる日になりました。
送り出した日から1年と三か月もたってしまいました。
遠い地の戦は長引いたようですが、
周囲の軍人さんの家々には、
続々とその家の夫たちが帰ってきたり
戦死をした悲しい知らせが届いているようです。
彼女の家には、まだなんの知らせも受けてはいませんでした。

彼女は、夫の出発の人同じように美しく着飾り、
笑顔で迎え入れる心の準備をしています。
窓に映る湖が美しくキラキラ輝いています。

その時、暖かい風が吹きました。
振り返ると、そこには夫が笑顔で立っていたのでした。

「あなた・・・いつの間に?」
「今戻ったよ、ああずっと、お前の笑顔が見たかった。」

彼女はにっこりと笑います。
「お帰りなさい、待っていましたよ。」
「長い間、またせて悪かったね」
「ねぇあなた、帰ってきてくれてうれしいわ」

そういうと彼女の瞳から涙がこぼれました。
とめようとしても、涙はあふれてしまいます。

「・・・ごめんなさいね、あなたは笑顔が好きだといったのに」

「お前の笑顔が大好きだ。だからといって、泣いてはいけないわけではないんだよ。
お前の涙も、笑顔とまた同じように美しい」

彼女がはっとして顔を上げると、夫もまた同じように泣いていました。
必死に笑顔を創ろうとしても、あふれる涙を止めることができないでいます。
その姿を見て、彼女はとてもいとおしく、深い愛情を感じました。

「あなたの笑顔も、涙も全部大好きよ。」

そう彼女がいうと夫は涙を拭いてにこにことした笑顔になりました。
彼女も同じように、にこにことしていました。

そして彼女と夫は抱き合うと、夫はいいました。
「最後にお前の美しい涙と笑顔をみることができてよかった
俺はとても幸せ者だな」

そういうと、夫の姿はゆっくりと光に包まれて消えて行ってしまいました。

彼女は静かにそれを受け入れ、にっこりとした笑顔で見送りました。

「えぇ、私も。同じ気持ちです。」

彼女の家に、夫の戦死の知らせが届きました。
彼女はその知らせを受け取り、
大きな声で泣きました。
辛いときには、泣いてもいいのだということを伝えに
夫は帰ってきてくれたのを知っていたからです。






感情にかんするお話しでした。
抑圧することでうまくいくこともあれば、
抑圧しないことでうまくいくこともあるものですね。




このお話しはセッションで行っているものとは異なります。
ご了承ください。


過去世について





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